プログラミング言語

プログラミング言語の歴史1

このページと次のページの2ページを使って、プログラミング言語の歴史の概略を紹介しましょう。

歴史は浅い

コンピュータを使った、プログラミングの言語の歴史は、当たり前ですがとても短く、20世紀の半ばから今までという50年ほどしか経っていません。

1 初期の発展

世界初のプログラミングゲームは、デジタルコンピュータの登場する前に存在していました。19世紀には、プログラム可能な織機や自動ピアノ向けの巻紙があって、そこには現代的分類で言えば、ドメイン固有言語とされるプログラミング言語で、プログラムが書かれていました。20世紀初頭には、タビュレーティングマシンによって、パンチカードを使った機械処理が始まっています。1930年代から1940年代にかけて、アルゴリズムを表現する数学的抽象表現を提供する、ラムダ計算(アロンゾ・チャーチ)とチューリングマシン(アラン・チューリング)が考案されました。このラムダ計算はその後の言語設計にも影響を与えています。

1940年代になると、世界初の電子式デジタルコンピュータ群が製作されました。1950年代初期のコンピュータである「UNIVAC I」や「IBM 701」では機械語を使っていました。機械語によるプログラミングは、すぐアセンブリ言語によるプログラミングに変わりましたが、1950年代の後半になると、アセンブリ言語でマクロ命令*が使われるようになり、その後FORTRAN、LISP、COBOLという3つの高級プログラミング言語が開発されました。この3つは改良を加えられて今でも使われており、その後の言語開発にとても大な影響を与えました。1950年代が終わりに近づくと、ALGOLが登場し、その後の言語にさまざまな影響を与えています。

初期のプログラミング言語の使用と使い方は、当時のプログラミング環境の制約(パンチカードによるプログラム入力など)にも大きく影響されているのです。

2 改良

1960年代から1970年代の終わりごろまでに、現在使われている主な言語パラダイムが開発されましたが、その多くは極初期の第三世代プログラミング言語のアイディアの改良です。

これらの言語のアイディアは、さまざまな言語に引き継がれていて、現在の言語の多くは、これらのいずれかの系統に属します。

1960年代と1970年代には、構造化プログラミングに関する論争が盛んに行われた時期でもあるのです。1968年、エドガー・ダイクストラの有名なレターがCommunications of the ACMに掲載されました。その中で、すべての高水準言語から、goto文*を排除すべきだと主張していました。

1960年代と1970年代は、プログラムのメモリ使用量を削減して、プログラマやユーザーの生産性を向上させる技法も進展した時期でもあります。初期の4GL(第四世代プログラミング言語)は、同じプログラムを第三世代プログラミング言語で書いたときよりも、劇的に短くなったそうです。

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*マクロ命令とはアセンブリ言語などで、プログラム全体で頻繁に使用される命令コード列や似たような処理を行う一連のコード列に対して、あらかじめ名前を付けて定義しておいて、記述を簡略化するための機能です。

*オブジェクト指向とはソフトウェアの設計や開発において、操作手順よりも操作対象に重点を置く考え方をいいます。

*goto文とははプログラミング言語において、無条件に指定されたラベルや行番号にジャンプ(跳ぶ)する文です。はっきり言って今のプログラマの嫌われ者です。

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2016/4/28 更新